Dr.HOUSEの印象に残ったシーン

Dr.HOUSEという海外ドラマで、主人公のハウスが医師を目指すきっかけを話すシーンのセリフ。

「私が14歳の時、父が日本に配属された。私は友達とロッククライミングへ行った。彼は落下して傷を負い、私が病院へ連れて行った。
病院に入ると、ロビーで清掃員とすれ違った。友達は感染症だったけれど、医者は分かってい なかった。すると医者はさっきの清掃員を連れてきた。実は彼も医者で、そしてBuraku(部落)だった。
部落とは日本のアンタッチャブルの一つで、彼 らの先祖は屠殺業や墓堀人をしていた。彼は自分が社会に受け入れられていないと知っていたけど、溶け込もうとも着飾ろうともしていなかった。普段は彼に見 向きもしない病院のスタッフ達が、この時は彼に助けを求めた。皆が彼に従った。彼が正しいからだ。
他のことは重要じゃない。正しければ人は従う。」
Dr.House 53話(Season3 7 Son of Coma Guy)

部落というものが美化されているような気もするし、ネットで検索すると部落団体のよくない話もチラホラ散見されますが。

とはいえ、ドラマはあくまでフィクションなのでそういう寒い話は置いておいて、このシーンはとても印象に残った。Burakuってのはあくまで象徴的な表現ととらえると、要はどんな(たとえ蔑まれるような)立場の人間であっても、「正しければ人は従う」って言葉にすべてが集約されていると思う。

正しい事を目指ささなければ、それは誠実とは言えない。現実問題として正しければ何やってもいいってわけじゃないだろうが、劇中のハウスは「他のことはどうでもいい。正しい事をする」という生き方を貫くからこそ、見ているものに感動を与えるんだろうと感じる。

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