投稿

11月, 2017の投稿を表示しています

座間市における事件を受けて政府がTwitter規制?

 座間市で起きた連続殺人事件を受けて政府・管官房長官がTwitterに対する規制を検討するという旨の発言を行ったという記事が流れている。( 時事通信 )昨今のマスコミは信用できないので、一次ソースを確認してみる。 本日、閣議前に、座間市における事件の再発防止に関する関係閣僚会議を開催いたしました。会議では、先般、座間市で発生した事件を踏まえ、私(官房長官)からは、徹底した捜査による全容解明と関係省庁による情報の共有、自殺に関する不適切なサイトや書き込みへの対策の強化、ネットを通じて自殺願望を発信する若者の心のケア対策の強化、3点を指示しました。犯行の経緯を徹底的に明らかにし、再発防止に努めるため、政府一体となって対策の強化に取り組んでまいりたいと思います。( 官邸ウェブサイト )  具体的な対策として上げられているのは以下の3点。 犯行の経緯の徹底的解明 不適切なサイトや書き込みへの対策強化等を含む、再発防止策 自殺願望を発信する若者の心のケア対策の強化  これ以外に関係省庁が本件に関する表明をしているの確認できず、また「Twitterを規制する」というものはどこにも見受けられなかった。しいて挙げれば官房長官が記者に答えた「Twitterの規制等でありますけれども、今後、関係局長会議など開催する中で検討の対象になるだろうと思うが、現段階で予断を持って答えることは控えたい」という点だろうか。それとて、規制も含めて俎上にあがる可能性があると言ってるだけであって、誰も規制するとは言ってない。相変わらずフェイクニュースのようだ。  ちなみに自分の意見としては、規制するのは論外でありどんな言説であれ表現の自由を侵害されるべきではないが、公開されたそれを政府やそれに準ずる組織が一定の範囲で監視するのは安全保障や治安維持の為に当然のことだと考える。そのうえで、公開差し止めなり具体的な行為が行われる場合には、明確な法的根拠と司法手続き、報道を含む情報公開がなされるべきである。それが担保された上でならば何も問題は無い。  また、国家権力にすら絶対に見られたくない私信については、それ相応の暗号化等をすればいいだけであって、ましてやTwitter等のSNSでやり取りする等アホ以外のなにものでもないと思う。

民進党の大塚耕平党首の印象メモ

 2017/11/04日放送のAbemaTV『みのもんたのよるバズ!』に出演していた民進党の大塚耕平党首に関する感想。  元都議会議員候補の中村彩氏の「国会審議の中でプラカードを掲げて街頭デモのような真似をする野党に『国民』はうんざりしている」という趣旨の発言に対して、大塚氏は「私も『市民は』とか『民進党は』とつい代表してしまうかのような発言をしてしまいがちなのだが、そこには様々な考えの人がいるのだから、気をつけられたほうがいいですよ」と返したのを見てとても好印象だった。 他人は猛々しく罵り自己にはどこまでも甘い歴代党首と違い、考え方の違う相手に対しても謙虚でありながらはっきりと意見を言い、それでいてできるだけ相手の人格は尊重する。その態度振る舞いは素晴らしいと感じた。  2017/11/06の日米首脳会談に対する談話もしかり。 民進党の大塚耕平代表は6日、安倍晋三首相とトランプ米大統領による日米首脳会談を受けて「北朝鮮が弾道ミサイル発射などの暴挙を繰り返す中で、日米が連携と結束を強化したことを率直に評価したい」とする談話を発表した。( 産経ニュース )  他の野党の党首の発言とは違い、評価すべき点は正当に評価しつつも、「国際社会の分断を助長させるという指摘が少なくない。同盟国の立場から安倍首相が苦言を呈した会談であったことを期待したい」とあくまで敬意を保った発言はとても理性的な印象をうける。一見派手な印象も強烈な個性も感じないがちょっと期待して見ていきたい。