覚悟
今週の日曜日は参議院選挙の投票日。脱原発を訴える候補者は沢山いるが、その代替となるエネルギー政策を打ち出している候補者はいない。脱原発を実現するにはどういう代替エネルギー開発が考えられるのか、ポイントだけメモしておきたい。知識の範囲内で書くのでソースについても特に明示しない。
脱原発を声高に叫んでいる候補者や、政党(共産党や社民党、民主党)を見るに、とてもではないがそんな覚悟があるようには思えない。
- 太陽光や風力発電
- 脱原発論者が訴えるクリーンエネルギーの代表は、太陽光や風力だ。
- しかし、これらの発電方式が恒常的な電力供給には使えない事はバカにでも判る。
- 水力発電
- 恒常的なクリーンエネルギーとして一番高効率なものは水力発電だ。
- しかし、日本には開発可能な水資源はほぼ開発しつくされている。
- 地熱発電
- 水力発電に匹敵する高効率でクリーンなエネルギー原と言えば地熱発電が考えられる。
- これらについては日本の開発可能な資源量(ポテンシャル)は原発20基分と言われている。
- 日本には54基の原発があるので、単純に考えて全て開発すれば1/3はまかなえることになる。
- しかし、地熱発電の建設可能地のほとんどは国立公園や世界遺産の中にあるので、「自然環境」はある程度諦めざるを得ない
- 次世代エネルギー資源
- メタンハイドレートに代表される、新たな海洋資源は日本海に無尽蔵に埋蔵されていると考えられている
- 採掘技術の確立ができれば脱原発も十分可能だと考えられる。
- しかし、これらの資源は中国、韓国、北朝鮮、ロシアが虎視眈々と狙っている。
- 日本の海洋資源を本気で守っていくには何より軍事的なプレゼンスをが必要となる。
脱原発を声高に叫んでいる候補者や、政党(共産党や社民党、民主党)を見るに、とてもではないがそんな覚悟があるようには思えない。
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