ISILの日本人殺害事件について

ISILによる日本人殺害事件は本当に悲劇的な結末となり、強い憤りを感じる。この事件の主犯であるISILというテロリストは、総理大臣の言うとおり「罪を償わせる」べきである。
それにしても、この事件で犯人の次に憤りを感じるのは、ぞろ湧いて出てきた似非平和主義者である。
後藤さん殺害受け、官邸前で静かなデモ

今回の事件について、なぜ犯人であるISILに対する抗議デモではないのか。
なぜ、総理大臣に対しての辞任要求デモになるのか。
こういうことをする人間の神経は全く理解できない。そういえば先週は社民党の福島みずほがデモに嬉々として参加していた姿がTwitterに投稿されていたが、この事件すら己の政治宣伝に利用する浅ましさに愕然とした思いだ。

個人的には、今回の事件に対する日本政府の対応には不満を感じている。それは、日本人被害者を取り戻す為には軍事力でもなんでも使うべきだったと思うからだ。
この犯人は国家ではない。テロリスト集団である。したがって、仮に大規模な戦闘に発展しても、憲法九条が禁止している「国権の発動たる戦争」には該当しない。相手国(この場合はシリアかイラク)が了承さえすれば、自衛隊でも警察機動隊でも送ることは(法的には)可能だったはずだ。むしろ憲法十三条にある通り「日本人の生命と財産、幸福を追求する権利」を守る努力を最大限してほしかった。


「いかなる組織であれ、日本人に対してテロ行為をした者に対しては、我が国はあらゆる手段を使って罪を償わせる。」
そう、首相が胸を張って宣言できる国家になってほしいと願う。

コメント

このブログの人気の投稿

Dr.HOUSEの印象に残ったシーン

特攻を拒否した飛行隊長の名言